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    多摩丘陵から 〜日記のようなもの       
     
    2019年5月 2日 12日
     
    ●5月2日(木)
     帝力我に何かあらんや。
     
     帝政下に生きる司馬遷が附会しようとも、もともとはアナーキスティックな道家の言だろう。
     
     
     
        
     
    ●5月12日(日)
     昨日11日は、カスタネッツのワンマン。久しぶりだ。多摩に移ってから、ワンマン以外は行きにくくなった。よほどの相手でないとカスタが先ってことはないので、どうしても帰りが遅くなるから。
    また、翌日に死んでいてもいいように金曜か土曜となると、なおさら限られる。
    調べてみたら、去年の元ちゃん欠席の回を除けば、16年5月に行ったっきりだった。裸眼には、ちょこちょこ行っていたけれどね。
     
     元ちゃんに会うのは、病後は初めて。元気だったし、発音も全く問題なかった。メンバー紹介で、コミを「from津〜!」と言ってから、「三重県津市出身。津市出身って言いにくい。これが言えるんだから、もう大丈夫」というようなことを仰った。ほんとに良かった。
     劈頭は「ラプソディ」だったかな。楽しかったので、あんまり憶えていない。アルバム見ながら思い出してみようか。
    どうせ明日も晴れだろう、忘れないからね、リッパ、フィクション、ハック、ムーンパレス、変わりゆくいまよ、ワンピース、ねないねないねない、Through、月と幻、シリウス、ジャンプナンバー、……
    うー思い出せない。あの2時間、別の世界にいたからね。
     
    どうせ10分くらい遅れて始まると思い、割とギリギリ、5分か10分前くらいに着いてドリンクの列に並び、ちょうど注いでもらっている時にメンバー登場! 19時きっかりに始めるとは! 
    ということで、後ろの端っこでの参加となった。男の人が多かったな。4割近かったかもしれない。善哉善哉。途中でスタッフの人から「もう1歩ずつ詰めてください」と声がかかったくらい、ぎゅう詰めだった。
    ともあれ、幸せだった。最後に重大なお知らせ。「みんなの汗を拭くために、タオルを作る」とのことだが、タオルはおまけで、要するに、音源!! いつ以来? 『Kompas』以来だとしたら、10年ぶり? 裸眼がちょこちょこ出していたから気づかなかったけど、そんなになるのか。
    なんだか知らないが、今さらのように上げ潮の感じ。
    埋もれていては、あまりにもったいないバンドだ。
    どんどん行こうよ!
     
    ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
     ずっと工事が続いていた下北。おかげで少し迷った。
     駅前に路上ライブ禁止の立て看。下北で路上ライブだめ? そりゃ一歩入れば高級住宅街だが、商店街はあのとおりだ。ここで禁止してどうする? つくづく窮屈な国だ。
     駅のホームで女の子が「バンドマンの聖地だね」と大きな声で言っていた。音楽と芝居の町。それでいいじゃない。