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多摩丘陵から 〜日記のようなもの      

 

2022年8月 8日 21日

 

8月8日(月)

 八月八日は、わたしにとっては、北天佑の誕生日。

大好きだったんだ。

 あんなに強いのに蚤の心臓で、素質を精神が食ってると、よく言われていた。例えば、東西の片方だけが勝ち続けているとき、自分が負けている側だと「おれも負けるんじゃないか」、勝っている側だと「おれで変わるんじゃないか」と考えてしまうとか。

 取り口も、よいときは「力強くて豪快」だけど、悪いときは「力任せで大雑把」と言われたなあ。

 

 わたしは端正な相撲を取る出羽の花とか、業師の鷲羽山、佐田の海(いま、息子さんががんばってる)が好きだったのだけど、北天佑だけは特別だった。

 

 彼の土俵入りが見たかったな。北の湖が雲竜型だから雲竜型だったかもしれないけれど、不知火型が似合ったんじゃないかな。

 言っても仕方のないことだけれどね。

 

 

 

 

8月21日(日)

 失業保険をもらうには、ちゃんと求職活動してますよー、という書類を職安に出さねばならない。月に2回以上、何かせにゃならんのだ。

 で、履歴書2枚書いて送った。1通はすぐに断られたが、もう1通はどういうわけか面接まで行き、その場で採用決定!! 正直、驚いた。夫には「面接の練習してくるね〜」と言って出掛けたのに。

 

 ということで、明日からまた勤労者だ。

しばらくは試用期間だから時給は安いけど、まあ、がんばんべ。前の会社よりだいぶ近いから、通うのは楽だし。慣れた業界だから、そういう意味でも前の会社よりは楽なはず。

上履きと茶碗とを持って来いとのことなので、スニーカーみたいなのを買って、茶碗は昔々から職場で使っている歴戦の友の“熊ちゃんマグカップ”を用意した。

 

さてさて、どうなるか。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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