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多摩丘陵から 〜日記のようなもの      

 

2021年7月 4日 11日 18日

 

74日(日)

 都議選の投票日。早朝の散歩を兼ねて、公園を抜けてゆっくり行ったつもりだが、ちょっと早すぎた。投票所の小学校に着いたのは、7時直前。前を歩いていたおじさんが、迎え入れられて空の投票箱を見るという謎の儀式をしてくれて、わたしたちは2番目だった。

 

 投票を終えてから駅前へ出て、パン屋さんで朝食を買って帰る。投票日はいつも、こんな感じ。朝にパンを食べるのは、選挙のときくらいだ。

 

 

 

 

 

7月11日(日)

 モンゴル革命から、ちょうど100年!!!

 1921年のこの日に中華民国から独立した、大事な記念日なのだが、残念ながらここにもコロナウィルスの影が。記念行事は大幅に縮小。恒例のナーダムも、泣く泣く中止とか。

 

 モンゴルか……。

 彼の国に興味を持ったのは、十八のとき。高校の卒業式と大学の入学式との間の、宙ぶらりんの時期だった。たまたま立ち寄った区立図書館の分室で、これもたまたま手に取ったNHKブックスか何かのモンゴルに関する巻。そういう本だから写真が豊富で、「モンゴリアンブルーの空」に惹かれた。パラパラしていると、「モンゴル革命」との語があり、なんじゃそら? モンゴルに革命? そう言えば国名はモンゴル人民共和国で、ソ連の衛星国だと思うけど、革命って何だろう。

 そこから田中克彦氏の著書を読んで、モンゴルの近現代への興味を深めた。

 もちろんモンゴル史を扱う能力などないから、そこから関心をぐぐぐぐぐっと動かしていって、行き着いたところが星台先生の民族観という卒論だったわけだ。

 

 モンゴルからお相撲さんが来るようになったのは、ずっと後のことで、それまで日本人のモンゴルに対する意識は、チンギス・ハン、元寇、で止まっていたと思う。

 だから、お相撲さんが来るようになって、よかったと思っている。

 歴史上のものではなく、現にある、数百万人が暮らすれっきとした独立国なのだから。

 

 

 

 

 

7月18日(日)

  昨夜はカスタネッツのライブ。わたしは今回も配信で参加。……これを参加と言ってよいのか分からないけれど、とりあえずチケットは買っているわけだから、いくらかの応援にはなっているはず。

Queではドネーションとして物販もあるのだけれど、如何せん食指の動くような商品がなくて、唯一これならと思った物は売り切れだし。なんとかならんかの?

脱線した。閑話休題。。

楽しかったよ。パソコンの小さい画面だし、集合住宅で音量も絞らざるを得ないけれど、それでも、彼らの音楽が聴けるのは嬉しい楽しいことだ。

 

 TVに出たり、巨大なホールでライヴやったりするだけが、音楽活動ではない。小さいハコで演るのを、落ちぶれたように言う人もいるけれど、そんなもんじゃない。

 だって、彼らは本当に音楽が好きだもの。楽しんでいるもの。参加しているわたしたちも楽しいもの。

 

 だけど、そろそろ音源出してほしいな。

 

 

 

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