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多摩丘陵から 〜日記のようなもの      

 

2020年3月 1日 6日 10日 11日 20日 22日

 

●3月1日(日)

 三・一運動とビキニデーの3月1日。でも世間は、新型ウイルスの話ばかり。

 近所のスーパーもドラッグストアも、異常な混雑。一体、何が起こっているんだ? ドラッグストアはトイレの紙もボックスティッシュも棚がガラ空きになっていた。わたしは単純にポイント10倍セール目当てだったので、唖然とするばかり。

 

 三月。去年までは最大の繁忙期だったが、今は、うーむ。新しい仕事には、なかなか慣れず。慣れれば慣れたで思い込みで突っ走ってしくじったり。ということで自己嫌悪の日々。

 

 何だか知らぬが4日は臨時休業とのことなので、また駿河台に行きたいな。本を借り換えて、星台先生の東新訳社跡でお誕生祭もしたい。

 

 

 

 

●3月6日(金)

 陳星台先生、生誕145年。

 さすがに今日は動けないが、そのかわりに4日に東新訳社跡に行ってきた。

 図書館が9時開館のはずだが、お店の開いている時間の方がよいと思い、10時過ぎに着くように行った。

 ところが図書館は閉まっていた。新型ウイルス対策のために10時半開館にする旨の貼り紙があり、それを見て引き返す人が多数。わたしも踵を返し、先に星台先生の家に行くことにした。道々考えたが、なぜ開館を遅らせることが対策になるのか? おそらく、職員の通勤時刻をずらすということなのだろう。そう言えば、ここ数日、朝の電車が心もち空いている。

 

 西神田公園はひとけがなかった。

 隅っこに佇み、「大地沈淪幾百秋……」と口ずさむ。この稀有な魂が生まれてくれたことを、寿ぎながら。

 

 

 

 

●3月10日(火)

 三月十日。十万人の七十六回忌。

 

 

 

 

●3月11日(水)

 何だか知らぬが会社が休みだったので、夫とともに上野の寛永寺さんへ。ここには、海老名香葉子さんをはじめとする有志の方々が建てた、東京大空襲の慰霊碑がある。

 昨日、集まりがあったらしく、大きな花束が供えられていた。

 わたしたちも花とおはぎ等とを供え、お経とお念仏とで供養した。

 辛かった。

 

 

 

 

●3月20日(金)

 宋案発生から107年。

 

 

 

 

●3月22日(日)

 宋漁父先生、没後107年。三十二歳。31歳の誕生日の2週間前だった。

 

 この107年間には色々な事があって、あまりに色々あり過ぎて、遯初君が思い描いた中国とは、全く違う国になってる。

彼が見たら何て言うだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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