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多摩丘陵から 〜日記のようなもの
2019年2月
●2月1日(金)
朝、カーテンを開けた夫が「なんだ、これは」と言うので行ってみたら、月、木、金が、なかよくしていた。「あれ、アンタレスだろ」と指さす先には、なるほど、さそり座の主星、アンチアーレス(火星の敵)の大火さんが。
月齢は26。ジュピタ君ことジュピターは、−1.9等で十分明るいのだが、女王ヴィーナスちゃんが−4.3くらいだから、少々見劣りするか。
アンタレスは大火でいいんだよねと、野尻抱影に確認をとると、王維と李白とが引かれてあった。淵源は詩経国風の豳風「七月」にある「七月流火」だとか。
惑星と比べては気の毒。アンタレスも立派だよ。