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多摩丘陵から 〜日記のようなもの      

 

2018年2月 

 

●2月10日(土)

 石牟礼道子さんが亡くなった。覚悟はしていたつもりだったが、やはり辛い。状況が厳しいのは分かっていたけれど、新聞などで文章に触れるたびに、まだまだ書き続け生き続けてくださるような気がしていた。

 

はじめから、どこか「あちらの世界」に生きているようだった。

今はもう、愛らしい童女の「みっちんしゃん」に戻って、おもかさまの膝に抱かれておられるのだろうか。

 

 

 

 

 

   

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