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多摩丘陵から 〜日記のようなもの      

 

2016年11月 1日 2日 13日 27日 28日

 

11月1日(火)

 1884年の今日、秩父の衆が全面蜂起。椋神社に集結し、高利貸しの多い小鹿野町へ。

 

 

 

 

 

●11月2日(水)

 そして今日、音楽寺の鐘を乱打して、峠を駆け降り大宮郷(現・秩父市街)へなだれ込む……。

 

 さすがに椋神社へは行ったことがないが、音楽寺へは行った。もう20年くらい前になるかもしれないけれど。

 その名から、芸能関係の参詣者が多いそうだが、わたしの目的は当然、梵鐘と事件の記念碑とを拝むことだった。

 音楽寺は秩父札所の二十三番。秩父の札所はみんな観音様で、音楽寺は聖観音様。観音様はいつだって、弱い者、苦しむ者の味方だよね。

 

 

 

 

 

●11月13日(日)

 昨日は下北沢で、裸眼2.0(牧野元、鈴木淳)のライブ。今年3回目(うち、1回はカスタ)。わたしには初めての会場で、ライブハウスというより飲食店(元ちゃんも「カフェ」と言っていた)、ソファに座っての参加となった。座ったままのライブはタウンホール以来2回目か。元ちゃんのゆったり感ゆえか、単にわたしが老いたからか、座ったままというのもよいなと思った。エレカシだったら立ちたくなるだろうけど、そんな日は二度と来ないかもしれない。

 よかった。いきなりの「THROUGH」、そして「これが何か分かるかい」、「おしまいの日に」、だったかな? 開演が17時と早いので19時半くらいまでかなと思ったらとんでもない。途中「トイレ休憩」30分をはさみ、20時15分まで。淳君と二人きり、リズムボックスをちょっと使っただけで、ほとんどギターとベースとだけ。曲目を夫に話したら、「あの曲をギターとベースとだけで?!」と驚かれたが、元ちゃんの声の力が強いから、できることなんだ。

 長丁場だったはずなのに、あっという間だった。3枚目の曲が多かったかな。「ムーンパレス」「変わりゆく今よ」「モノクローム」と。「P.S.」、「夏の記憶」など、うれしかった。「P.S.」は今は無きパワステこと日清パワーステーションのことだよね。

 裸眼恒例のカバー曲は、RCの「トランジスタ・ラジオ」・「多摩蘭坂」と、フィッシュマンズの「あの娘が眠ってる」。

 あと、何を演ったかな。最新のところでは「泣いてるように歌う人」「最終ワルツ」。もちろん主題曲「裸眼」も。

 楽しい時間だった。おばさんが一人で交じってよいのかなとも思うが、元ちゃんだって来年は50歳だ。許してもらおう。

 ということで、きっとまた行くからね!(と、言いながら、来週のカスタワンマン、来月の裸眼3.0、並びにコミ・ゲンは、いずれも欠席します)

 

 

 

 

 

●11月27日(日)

 フィデルが逝っちゃった。

 

 

 

 

 

●11月28日(月)

 月暦十月二十九日。明日は十一月朔になるので、今日で篤生の誕生月は終わり。

 それにしても、今月は三十日までないとは、暦とはなんて複雑なのか。昔から暦官は大変だったろう。閏の置き方など間違えると、場合によっては命にかかわったのではなかろうか。

 

 先週末、ジョウビタキのオスとツグミとに会えた。冬だ。

 

 

 

 

  

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