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多摩丘陵から 〜日記のようなもの
2015年2月 2日 19日
●2月2日(月)
辛すぎるニュースからは、距離を置く。
月暦師走の月もだいぶ太ってきて、今日は十四日。新年が近い。
ということで、久しぶりに東方書店へ行って、新しいカレンダーを買ってきた。
せっかくだからと、近代史や伝記関係の棚をながめると、『宋教仁日記』を発見。遯初君の日記なら持っている。原文なら『宋教仁集』にあるし、松本英紀氏の訳本もある。
要らない!と思いながらもパラパラしたところ、註が詳しそうで、気になる。
う〜と唸ってみたが、値段を見てやめた。どうせ読めないし。
帰りの電車で石川一くんの「A LETTER FROM PRISON」を読み始めた。目的はもちろん幸徳だが、啄木の「EDITOR’S NOTES」を読んでいると切なくなる。この人は小説家になりたかったのだな。
●2月19日(木)
月暦の正月。ということで、今朝、カレンダーをかけかえた。
それにしても、陽暦2月19日というのは、遅い気がする。よく知らないけれど、例年は陽暦2月のはじめ頃のように思うのだが。昨年、閏月があったためだろうか。ちなみに昨年の睦月朔日は陽暦1月31日。これはこれで早い気がするし、それで閏月が入ったのだろう。
月暦はお月様の様子がよく分かって便利だが、閏月が入ったりするところが、不便視されたのだろうな。