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多摩丘陵から 〜日記のようなもの
2012年9月 8日 17日
●9月8日(土)
1997年から毎年参戦してきた野音が、ついに途切れた。
ファンクラブの先行に落選し、駄目でもともとと臨んだ一般も失敗。2009年にも落ちたけれど、あのときは奇跡的に一般で立見がとれたから、万万が一に賭けたのだが。
それでも行く。先行で落ちたと分かったときから、外聴きしようと決めていた。野音はそれができるから助かる。何が何でも行きたいのは野音だけで、その野音は外聴き可能というのは、幸いだと言うべきなのだろうな。
実際の話、立ち見ではほとんど見えない。話も聞こえない。でも、ミーハーではない我らに要るのは曲だけだから、外でもいいんだ。
何年か前に宮本が言っていた。外でたくさんの人が聴いているのでうれしかったと。
夫はすでに、外からばか声で声援すると宣言している。
待ってろ、宮本。
●9月17日(月)
暑すぎる。
今日は照ったり横なぐりの豪雨が降ったり、目まぐるしく天気が変わるので、窓も開けられない。洗濯物も、あまり照るので出したところ、十分もしないで何か不吉な気配がし、ベランダから手を突き出したら何となく水滴が舞っている感じ。まずい!と思い全部とりいれて別の部屋に運んで戻ったら、既に豪雨になっていた。風向きが悪く、見る間にベランダ全部が濡れていく。間一髪だった。
この天気は台風の影響だとか。
暑いのも、台風のコースも、太平洋高気圧さんが座り込んでいるからだ。例年、オホーツク海高気圧さんと秋霖前線さんとを応援するのだけれど、今年は疲れ果てて、その気力もない。
ここは「東京」と違って、熱帯夜には滅多にならない。朝は寒いくらいだ。けれども日が出ると世界は一変し、6時半には遮光カーテンを閉めねばいられなくなる。サッシは熱くなるし、日射の圧力に圧し潰されそう。結局最高気温は「東京」と同じか、やや高くなる。
それでも9月に入ってさすがに楽になってきた。午後4時過ぎれば、西日の強さも恐いほどではない。日陰なら、だいぶ楽に歩ける。
もうすぐお彼岸。確か去年も、「本当にお彼岸には暑くなくなるんだね」と話した憶えがある。今年もそうであってほしいのだけれど、今朝方エレベーターで会ったおばさんに「いつまで暑いんでしょうね」と言うと「あと一週間は我慢ですよ」と笑って返されてしまった。あと一週間……。もつだろうか。
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TVで長沙での反日暴動の映像を見た。昨日の新聞で読んで「うー」と思っていたが、動く映像はもっときつい。数倍きつい。恐いし悲しい。