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多摩丘陵から 〜日記のようなもの
2012年5月
●5月21日(月)
若干おへその曲がった言い方かもしれないけれど、今朝わたしたちは新月を見たのだ。
そう思うと、「滅多に見られない物を見た」感が少し増す気がする。新月は毎月あるけれど、なかなか見られない。
それにしても、天気には恵まれなかった。夫が駅の売店で買ってきてくれたグラスと、昔取った杵柄で投影法も使おうと双眼鏡を用意していたのだが、結局は雲フィルターが一番有効だった。雲とグラスとを重ねると、ほとんど見えないのだもの。多少目を痛めたが、なんとか見ることはできた。
ともあれ、ということで今朝、陰暦のカレンダーをめくった。昨日までは閏三月。今日から卯月四月。
陰暦はお月様の様子が分かって便利だが、閏月などというものがあるのはややこしい。
楊篤生の踏海は8月なのに一部の文献が7月としているのは、それが閏六月だったからだと、わたしはにらんでいる。楊昌済先生が「閏六月」と書いているから陽暦8月に間違いないが、これが六月だと陽暦では7月になるから。
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5月13日のカスタのワンマンはよかった。最高だった。44歳の元ちゃんは、どんどん熱く、若くなる。
そして6月1日のエレカシに向けて、なんとか気持を作ろうとしていたのだが、本日、ライブ延期の報があった。
トミの病気のためとのこと。
心配だ。ただでさえ今はバンドの状態が悪く、今月末発売のアルバムに全く期待できぬ、もっと言えば不安どころか恐怖さえ抱いているところに。
言挙げしたくないので、余計なことは書かないが、心配でならない。
トミの大病は2回目だ。
トミはバンドの要なんだ。かっこいいトミ。パワフルなトミ。いつも帰るときに手を振ってくれるトミ。トミなくしてエレカシはない。ほかの誰が、宮本の後ろで叩けるか?
ライブは延期とのことだが、中止にしてもいいよ。とにかく身体を大事に養ってほしい。